おふくわけの横顔ーおふくわけ vol.3レポート(第一部編)

こんばんは!おふくわけです!


いやー暑いっすね!夏の前のめり感が若手芸人のようでドン引きです。


前回のおふくわけ vol.3「Webメディアが出来るまで 〜しゃかいか!×おふくわけツアー〜」、今回も無事終えることができましたー!ご参加いただいた方々、本当にありがとうございました!


今回はコラボ企画、そして二部制、そしてゲストを東京からご招待、ということで初めてづくしの回でしたが、ご参加いただいた皆様いかがだったでしょうか?あ、そうですか、それはよかったです。


さて今回もゆる〜く振り返って参りますよー!ライターでもないマスターが記事を頑張って作りますよー!慣れない作業をしますよー!



まずは第一部、笏谷石採掘坑跡の見学からスタートです!

ちなみに写真は全てしゃかいか!の市岡カメラマンからいただきました!ありがとうございます!


しゃかいか!メンバーとおふくわけメンバーそして参加者のみなさんと合流するシーン。手に持っているのはしゃかいか!のトレードマークの青いヘルメットです!


そのヘルメットを装着する勇姿は、まさに戦に出て行く姿そのものです。皆さん、緊張もあってかどこか引き締まった表情です。










あ・・・そんなこともなさそうですね。




おふくわけの「赤」としゃかいか!の「青」が 映えます!いいコラボ!


はたから見ると学生運動か、もしくは過激派組織にしか見えません。




・・・そんな周りの目は気にせず(?)、いざ出発!

ちなみにこちら「笏谷石採掘坑跡」の見学の際は本当にヘルメットが必要になりますのでご注意!

いざ出発!

やって参りました。入り口です。正式名称は「七ツ尾口」。ダンジョン感がハンパないです。

マスターの「千と千尋の神隠しの最初のシーンみたいだね!」という発言はあいにく風の音にかき消され、何事もなかったかのようにツアーは残酷にも進んで行きます。





そして、このタイミングで(遅い)笏谷石についてちょっと説明。

福井の人であればご存知かと思いますが、笏谷石とは福井県福井市の足羽山一帯で算出される凝灰岩(火山から噴出された火山灰が地上や水中に堆積したできた岩石)の一種で、中でも北西側山麓部の笏谷地区の石質が優れていたことから、笏谷石という名称がついたとされています。

柔らかい、きめが細い、加工しやすい、火に強い、色が美しいなどの長所を持っており、墓石、神社の玉垣、敷石などに多く利用され、昔は石垣、火鉢、灯ろうなどにも利用されていたそうです。

福井城や九十九橋の橋脚にも使われており、まさに笏谷石は福井の人にとって歴史と文化色が漂う馴染みの深い石なのです!



さて、笏谷石がなんとなーくわかったところで今回のガイドさんをご紹介!

本日案内してくださる梶谷さんです。普段からお仕事で笏谷石彫刻の管理や修繕をしている方です。ヘルメットがまたお似合いですね!



実際に採掘の時に使われていた道具を見せていただきました。

マスター篠崎は一日こんな感じでした。無念。




中に進んで行きます!

金属製のパイプの入り口を抜けると・・・

中はこの様に想像以上に広い!これ全部掘ったと思うと、ため息が出ます…。

とにかく天井は高くてビルの6階に相当するとか。実はこれ上から掘ってるんです。なので、今我々がいるのは底の部分。ちなみに一番上は山の上に繋がっています。





写真ではわかりにくいですが、ちなみに中の気温はなんと12℃。外の温度差もあって、かなり寒く感じました。

入り口にあった日本酒(福井の名酒一本義!)の貯蔵庫。夏でも冬でも温度が一定のためお酒を保管するのにピッタシの条件のようです。



採掘坑の中には商品化されたなかった笏谷石がそこら中にゴロゴロ。切り出す単位はおよそ幅1m。1個くらい持って帰ってもバレなさそうですが、重すぎて無理です(1個およそ100kg)。というか泥棒はそもそもダメです。


こんな感じで楔(ゴボウに似ているのでゴボウ矢とよ呼ばれていたそうです)を打ち込んで、成形していたそうです。ちなみに1本切り出すのに15,000回つるはしでを振っていたとか。一日のノルマが大体6本なので、一日およそ10万回…。かなりのきつい仕事だったことがわかりました。


しかも入り口まで運ぶ仕事は女性がメインだったとか。

そして入り口まで運ぶと、注文した人が待っていてすぐに取引がその場でなされたようです。


さあ!奥へどんどん進みましょう!(動いてないと寒いので!!)

笏谷石採掘の仕事は主に

・石を切る

・切った石を担ぐ

・掃除する

・切り込む場所を作る

・入り口まで運ぶ

に分担されていたそうです。中でも石を担ぐ人はその体力が底知れぬということで「不思議」と呼ばれていたそうです。ネーミングセンスも面白いですね!





中にはこんなステージチックな場所も!実際にこの場所は数年前にピアノが設置されライブが行われたとか。演奏者の方がこの笏谷石の壁の音響を大変気に入ったようです。






他にもトロッコが走っていた跡があったり。

泉が溜まっているところもありました。(笏谷石の青色が神秘的!)




一番奥の場所で集合写真をパチリ。

ちなみにこの場所から笏谷石が一番綺麗で純度も高く、そしてお値段も高かったようです。

昔の足場が未だに残っています。この広さ、高さ伝わりますか?(一応しゃかいか!のスタッフに比較対象になっていただきました…)





そしてその歴史がまさに伝わる当時の筆跡が。


何が書いてあるかよくわかりませんでしたが、おそらく戦時中に書かれたものとのこと。これだけでも文化財レベルですね。



そして再び神秘の泉へ。綺麗すぎて声になりません。

本当に神秘的な場所でした!福井にこんな資源があったとはびっくりです!




最後は入り口でしゃかいか!メンバーとおふくわけメンバーと一枚!

第一部のツアーは以上で終わりです!



さあ、第二部はいよいよゲストの加藤さんとのトークセッションです!

ブログも後編に続きます!近日中にアップしますので、乞うご期待!





今回のツアー「笏谷石七ツ尾口採掘坑跡見学」はこちらのHPでもチェックできます!


「笏谷石を訪ねて〜1500年の歴史と文化を再発見・ふくい〜」

http://www.fukui-shimin.jp/syaku/index.html


ご興味がある方、ぜひ一度ご覧あれ!



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