おふくわけの横顔ーおふくわけ vol.0.5レポート
2017年3月5日に開催した「おふくわけvol.0.5」。テーマは「地域おこし協力隊と話し隊!」、ゲストには高橋要さん(福井市地域おこし協力隊)と小野寺康浩さん(越前市地域おこし協力隊)をお迎えしました。
「vol.0」に続き「vol.0.5」…ややまだっるこしいですよね。2017年3月11日の『XSCHOOL発表会/福井 -福井からはじまる、小さなデザインの教室より-』(福井新聞 風の森ホール)に向けて、「おふくわけとはなんぞや?」「どうやっていろんなヒトに訴えかけていくのか?」ということを改めて自分たちに問いかけをしています。悶々としているなら行動だ!のプレイベント第2弾です。
まずは、おふたりが「地域おこし協力隊」に応募した理由からスタート。高橋さんは殿下地区に訪れた際に見た景色(山から見下ろす日本海が絶景)が気に入って協力隊に応募。小野寺さんも同じく、全国を行脚中に偶然立ち寄った福井に魅力を感じて、協力隊に参画。「町おこしってそんなに張り切ってやるもんなのかな?個人的にやりたいことをやっていって、それが重なっていくのがいいと思う」という小野寺さんの意見は、当事者ならではの視点で新鮮でした。
この日のお客様のMVPは越前市役所の出雲路さんと岩崎さん。まさかのお着物での登場、めちゃくちゃ麗しかったです。越前市のきもの文化復興のため自らPRするあたりが福井の良さだよねーと一同感心。また、地元の消防団に参加している井上さんは、内側から見た地元の濃い繋がりの少々しんどい面(消防団の上下関係は厳しい!返事は「はい」ではなく「御意」)の話でも盛り上がりました。
おふくわけらしいトピックスとしては、眼鏡会社勤務のチャーリーさんが持ってきていただいた酢モツが超人気。タッパーにたくさんあったのにまさかの完食…!ごちそうさまでした!
高橋さんと小野寺さんにゲストとして参加した感想や、「もっとこうしたらおもしろくなるんじゃない?」といったご意見をいただきました。
Q.おふくわけにゲスト参加した感想を聞かせてください
高橋さん:行政職員や移住者、Uターン者など、様々なバックボーンを持つ参加者がそれぞれの立場からみた福井、あるいは自分の暮らす地域についての思いや体験を声に出し、共有することができました。特にUターン者として地域で農業を営む井上くんの話はかなりリアルで面白かったですね。あの場にゲストとして呼んでいただいたことで、いつもより自分の価値観を素直に表現できたというか、他の場でしゃべるより一言二言多めに話せていたと思います。自分が主役になる機会ってあんまりないですからね(笑)。
小野寺さん:普段あまり考えたことのない点を指摘されるのが新鮮でした。思考を深めるきっかけになりました。
Q.おふくわけという場だからこそ話せたことはありますか?
高橋さん:ぼくはいつもと変わらない感じでしゃべりましたが、一緒にゲストで参加した小野寺くんは活動地域の内情についてけっこうリアルな話してました。「これ言っていいのかな」とか言って(笑)。完全にクローズな場だと認識できていて、かつ参加者の中に一定の信頼関係が築けていたからだとは思うんですけどね。
Q.まだまだひよっこなおふくわけにひと言!
高橋さん:持ち込みの企画がどんどん増えてほしいですね。藤川明宏さん(福井市立郷土歴史博物館学芸員)を招いて「仏像ナイト」とか、髙橋・小野寺・森あたりが集まって「東北ナイト」とか、めちゃマニアックなテーマも増えてほしい。こないだ「えち鉄」の車両を貸し切ったイベントがあったんですけど、そんなところを会場にして開催するのもいいですね。
小野寺さん:マスターの篠崎さんがもっとカラー出しつつ、気楽に楽しめる企画がいいんじゃないかなと思います。
高橋さんからの「いつもより自分の価値観を素直に表現できたというか、他の場でしゃべるより一言二言多めに話せていたと思います」という言葉がうれしいですね。おふくわけが目指すカタチが少しずつ見えてきた気がします(たぶん!)。
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